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- 2024年11月
時差の関係で日本では昨夜から始まって日が変わってしまっていますが、30年前の1984年1月24日に初代Macintosh(Macintosh 128K)がスティーブ・ジョブズ氏によって発表された日ということで、Mac誕生30周年を祝う特別サイトがApple.com(英語サイト)にオープンしています。
今となってはAppleのことを知ったのがiPodだったりiPhoneだったりすることが多く、コンピューター「も」作っている会社という認識でいる人も多く、Apple Computerという会社だったこともあまり知られていなかったりして、倒産の危機に瀕していたことも今は昔、世界を代表するトップ企業となりました(遠い目)。
私は、といえばおおよそ20年ほど前からMac(当時はMacintoshと呼んでいました)を使い始めました。しかし、実のところデザインだとか使いやすさとは関係ない事情で購入したのです。
私の周りには、私なんかよりも古くからMacを使い始めて、その歴史にも造詣が深い方々がたくさんいるので、Macの歴史を語るのはおこがましいので、軽く私自身のMacの歴史だけ振り返りたいと思います。
前述のApple特別サイトでは初めて買ったMacとその使い方を選ぶ仕組みがあります。私の最初のMacはLC 575というマシンで、今のiMacのご先祖様ともいえるようなモデルで、ディスプレイと一体型モデルでした。なぜこのマシンを買ったのかといえば、Appleだからということでも、デザインでも、使いやすさでもなく、たったひとつの目的のためでした。
当時、まだ音楽家になる夢を(ほとんど芽が出ないのに)諦めていなかった私は作曲をするマシンとして購入したのです。単体の音源やレコーダーを使って作曲をしていたのをもう少し拡張していきたいという動機と、コンピューターを使って作曲するというTMネットワークというミュージシャンに憧れていたということもあり、コンピューターを使うとなにかものすごいことができるのではなかろうか、と勘違いをしていたわけです。
その時には「音楽といえばMac」と決まっていました、といっても過言でもないくらいでしたし、周りを見てもコンピューターで作曲をしている人でWindowsを持っている人はいませんでした。秋葉原のソフマップMac専門店で購入したのですが、まさに右も左も分からずに店員の薦めるままに購入した記憶があります。
Macが格好良いということを意識し始めたのはPowerBook G4のチタン素材からくる金属的な質感が大好きでした。今はアルミに変わっていますが、それでもひんやりとした手触りとマットな仕上げの高級感が好きなのは今の製品ラインナップにも引き継がれています。
だらだらと書きながら懐かしい記憶を蘇らせていたら、もう少しMac遍歴についても書いてみようかなと思い始めてきたところ、そういえば昔にそんなことを書いたかもと思って拾ってきました。
前職の頃で、かなり恥ずかしい文章なのは相変わらずですが、もしよろしければ一読いただけると、この後の遍歴が少し分かるかもしれません。改めて文章を読んでみると、最後の段落のところは、今でもとても大切にしていることなので、当時からあまり変わっていなかったんだなぁと感慨深いものがありました。
これからも、自分が好きなもの、欲しいもの、使いたいものを「伝えて」いきたいと思っています。
現在のApple関連製品の販売を行なっていく上で、自分がApple製品を使っていないことには、ユーザーのニーズを体で感じることができないと思っています。それは、ソフトウェアでもハードウェアでも同じです。自分が使って良いと思ったことをウェブページの文章として伝えることによって、メーカーの押しつけではない使いやすさなどを、現実味のある形で紹介することができると信じています。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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